大学時代には林学を学び、自然に関わる仕事もしていたKさん。北海道へ移り住んでからも間伐材ボランティアをするなど、木に囲まれた環境に馴染みが深く、家を建てるなら自然豊かな土地で、自然素材を使った家をと希望。恵庭で土地を探している中で出会ったのが、北清建設の薪ストーブの家でした。
「木をたくさん使った家にしたいと思っていたので、北清さんの家の雰囲気や薪ストーブのある空間が、とても気に入ったんです」というKさんの言葉どおり、古い日本家屋のような和の趣をコンセプトにした、素敵な薪ストーブの家が完成しました。
玄関から続く土間と2階への空気対流も緻密に計算された吹き抜け空間。その中心にあるのが薪ストーブです。そして、リビングの楽しみとしてしつらえたのは、なんと掘りごたつ。「こんなに暖かいと思いませんでした。それに、座ると目線がちょうど薪ストーブの高さになり、ぼんやり炎を眺めながら過ごすひとときが、本当に癒やされるんです」と奥さんもすっかりお気に入りです。
現しにした梁や木張りの天井など、目線から上の空間には効果的に木が使われています。壁は珪藻土の塗り壁、床にはカバの無垢フローリングと、自然素材に囲まれた呼吸する家となっています。
薪の火の扱いにも慣れてきて、これからは煮込み料理や、友達を呼んでのピザパーティーもしたいと薪ストーブ生活の夢が膨らみます。「まだまだ情報不足なので、オーナーのみなさんが集まるという薪割りの会に参加するのも楽しみなんですよ」と、春の訪れが待ち遠しいようです。